英語を話すとき、頭の中で日本語から英語に変換している日本人が多い。また積極的に話せない人が多い。英語にどっぷり浸かった生活をした経験のないことも原因の一つではあるが、次のような従来型英語学習法にも問題がある。
従来型英語学習法
1.英文を黙読する。
2.読んだ英文を日本語に訳す。
3.単語や表現を暗記する。
4.英語を話すとき、まず日本語で考え、それを英語に訳す。
5.英文を作る時、日本語で作文し、それを英訳する。
6.リスニング力のアップのためには、ひたすら英語を聞く。
7.英語を音読しても英語のリズムになってない。また音読しながら内容をイメージでとらえていない。
8.すべてがインプット中心で、情報発信を意識した英語学習ではない。
バイリンガル脳を開発するための新しい英語学習
バイリンガル脳を開発するには、「音」「文字」「イメージ」の3つの要素を常に一体化させるトレーニングを心がける必要がある。
また外国人の話す内容や英語で書かれた情報を単に理解するだけでなく、自分の考えを積極的に英語で相手に伝えることを目指した学習をおこなう。
このような学習法をまとめると次のようになる。
バイリンガル脳を開発するための英語学習法
-「音」と「文字」と「イメージ」を組み合わせる-
1.英文を読むときは、必ず自分が話しているつもりで、英語のリズムで音読する。
2.音読しながら内容をイメージする。
3.英語を聞くとき、日本語に訳そうとせず、内容をイメージする。
4.英語を話すとき、日本語から訳すのではなく、イメージから英語に変換する。
5.英語を書くとき、日本語の原稿を英訳するのではなく、イメージから英文に変換する。
具体論は次回に譲ります。